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2024.02/13 10:08

男性心理学 知っておきたい男心②

男性心理学 知っておきたい男心②
男性心理1 自信の無さ
男性心理2 自分の世界を持つ
男性心理3 保守的であること
男性心理4 感情の感じ方
男性心理5 繊細さ・打たれ弱さ
男性心理6 与えたい
男性心理7 最後に…こっそり活用してください


男性心理4 感情の感じ方

 

このことに気づいていないのは男女ともに多いのですが、男性と女性では
感情の感じ方がまったく異なります。
 
女性は、自分で処理しきれない感情を感じたときには、誰かに話しながら感情を
処理していきます。
 
これは、女性が愚痴を言うときの一番大きな理由です。
 
誰かに話しながら泣いたり怒ったりして、「感情を解放する」という形で
処理するのです。
 
 
これに対して男性は違う方法をとります。
 
多くの男性は、自分で処理しきれない大きな感情、怒りや悲しみを感じたときには、
まず沈黙し、そして引きこもって、孤独の中でその感情を静かに処理していきます。
 
そして、感情の処理が済むと、何事もなかったかのように、元のところに戻ってきます。
 
このことが女性には理解できないことがよくあります。
 
 
例えば、恋人同士でケンカをしている時などです。
 
二人は同じようにいろいろな感情を感じているのですが、
男性は、感情を感じれば感じるほど、黙ってしまいます。
 
女性はそれを見て、ますます憤りを感じて、
「黙っていないで、なんとか言いなさいよ!」
と男性に詰め寄ったりしてしまいます。
 
これは男性にとっては逆効果です。
 
男性は今、独りになって感情を処理し、
冷静になって、もう1度考え直したいと感じているからです。
 
それを邪魔してしまうと、ますます彼の苛立ちが大きくなって、
あなたから気持ちが離れていってしまう。
そんなことにもなりかねません。
 
 
ではどうすれば良いのでしょうか。
 
彼が黙ってしまったとき、彼が引きこもってしまったとき。
 
それは、彼が自分なりに感情を整理したいときなんだなと考えて、
そっとしておいてあげてください。
 
成熟した男性であれば、あなたのその行為に感謝して、感情の整理が終わった後、
あなたに何を感じていたのかを説明してくれることでしょう。
 
 
男性は一般的に、女性に比べて感情を感じにくい傾向にあります。
 
そのため、女性の感じている感情をなかなか理解しにくいということがあります。
 
あなたが会社で嫌なことがあったり、友人や家族との間で行き違いが起きて
寂しい思いをしたとき、ただその愚痴を聞いて欲しいだけのとき。
 
それに対して彼が事細かにあなたの至らない点を指摘し始めたとしたらどうでしょう。
 
「彼は私の気持ちを全然分かってくれない」
 
そう思ってしまうのも、女性の視点に立てば、無理はないと思います。
 
 
けれども、彼には悪気は全然ないのです。
 
問題が起きたのなら、「最善の解決方法」をあなたに教えてあげることが、
自分のできる最良の方法だと考えているのです。
 
彼は、あなたが解決できないから困っているのだ、と思っています。
 
それを、「困っているわけではない」と言ってしまうと、男性はより混乱します。
 
こうしたミスコミュニケーションは、
男性と女性の感情の感じ方の違いから起こって来るのです。


男性心理5 繊細さ・打たれ弱さ



先ほど男性の自信のなさについてご説明しましたが、

その自信のなさに触れられた時、
男性はこれに耐えることが出来ません。
 
彼とケンカをしたときに、
「相手が悪いのに逆ギレされた」といったことが起きますが、
それは自信がない部分をあなたにダメだ、と言われることに耐えられず、
キレてしまうのです。
 
欠点を指摘されたくらいで、と女性の側は思っていますし、
彼のためにも、と思って伝えるのですが、
痛む傷口にいきなり触れられたショックのようなものを感じます。
 
自信がないのは、自分の中の様々な部分にも及んでいます。
 
そして誰よりも褒めて欲しいのは恋人や妻ですので、
 
仕事の成果に関心を示してもらえない
彼の世界をバカにする
プレゼントを喜んでくれない
あなたのためにしたことを
大したことではないように扱われる
こうした態度、言葉は、
彼の自信のなさをさらに強化することになってしまうのです。
 
女性から見れば、
この繊細というにはあまりにも脆弱なものに思われる彼らの打たれ弱さは、
より強くあろうとするための原動力になっているとも言えます。
 
ですから、それを責めて彼を傷つけることは、
彼から男性的な強さを奪ってしまうことにもなりかねないのです。


男性心理6 与えたい



 

男性は、自分の愛する女性に、さまざまなものを与えたいといつも思っています。
 
与えて、相手が受け取ってくれることによって、
自分自身の存在意義を感じたり、愛が伝わったと感じたりします。
 
ですから、相手が受け取ることを拒否したりすると、
男性はとても傷ついてしまいます。
 
自分自身には、価値がないと感じてしまうのです。
 
もし、ある女性が、
恋人である男性からが彼女に与えたいと思うものを
ことごとく拒否していたらどうなるでしょう。
 
彼女には全然悪気はありません。
 
むしろ、彼から何かをもらったり、してもらったりすると、
なんだか申し訳ない、負担をかけてしまう、と思うから断わっていたとしたら。
 
男性にとって、自分に与えるものがないというのは、
とても悲しい気分になるものなのです。
 
そして男性に限らず、人間は不快な気分から逃げよう、避けよう、離れようとします。
 
ですから、嫌な気分を感じる人間関係からは、遠ざかっていってしまうかもしれません。
 


男性心理7 最後に…こっそり活用してください



 

 
こうした男性特有の心の動きから来る言動について
男性自身には自覚がほとんどないことは申し上げましたが、
もう一つ憶えておいていただきたいことがあります。
 
それは、ここで挙げた幾つかの男性の感情について、
あなたが今知ったからといって、
あなたが知っていることを彼に伝えるのは
必ずしも二人の間に良い関係をもたらすものではない、
ということです。
 
自覚がないとしても、指摘をされれば思い当たる、
ということは誰しもあります。
 
そして、相手に知られていることが負担に感じられることも、男女問わずあることです。
 
ここでは、女性が男性と豊かな関係を築くための一助になることを
願って書きましたので、知識を行動に反映させることで、いろいろ役立つと思います。